- 経理の平均年収っていくら?
- どうやったら年収って上がるの?
- 事務やりたいけど給料が下がっちゃう?
こんな疑問に答えます。
突然ですが、あなたの年収は平均よりも多いですか?少ないですか?
実は、この記事の結論は年収を上げるためには転職しかないというものです。
この記事を見ればなぜ年収が上がらないのか、どうやって年収を上げていくかがわかります。
私も転職して年収200万円アップに成功しました。
この記事では、年収が上がらない理由を解説したあとに年収を上げるための具体的なステップをご紹介します。
この記事を読み終えると経理の年収相場とメリット・デメリットを理解して具体的な行動がとれるようになります。
経理の平均年収っていくら?
経理の平均年収はいくらなのか下記の参考資料を見てみましょう。
※2019年9月~2020年8月の1年間にdodaエージェントに登録した人の平均年収
赤ワクで「財務・管理会計・経理」をピックアップしました。
男性と女性の年収に開きがあるのは役職や年齢による差が出ているんでしょう。
女性の場合は結婚で退職したり出産で勤務形態を変化させる傾向があります。
そういった理由から男性の方が役職がついて年収が高くなる傾向があります。
スキルを高めても経理の年収が上がらない理由
残念な真実をお伝えします。
難関の資格取得やスキルを高めたとしても経理の年収はなかなか上がりません。
年収は働く会社(業界)で決まる
年収は「年齢」と「どの会社に勤めているか」で決まります。
例えばあなたが、
- 会計のスペシャリスト会計士試験
- 税務のスペシャリスト税理士試験
に合格したとしましょう。
社内の評価は格段に変わり、あなたの信頼性も大きく上がることでしょう。
でもあなたの年収はというと・・・
- 働かないおじさん上司
- ネットサーフィンばかりしている5年先輩
こういった人たちの方があなたよりも年収が高いケースが圧倒的に多いはずです。
日本企業の仕組みは年功序列(年齢が上がるにつれ給料が上がる)をとっている企業がほとんど。
スキルや実績を正当に評価する仕組みをもつ企業はとても少ないのです。
社内でのあなたの評価を上げることは必要です。
経理は数値で評価しにくい
経理は人事評価を数値で表すことが難しい部署です。
営業とは違い契約件数などの数値で判断できるものが少ないからです。
私が過去に業務効率化を行った例を紹介します。
- エクセルで1時間かかってた業務 → 5分へ短縮
- 支払手形を廃止 → 手形作成工数0、管理コスト0
- ワークフローシステム導入 → ペーパーレスによる工数削減
営業はインセンティブがあるが経理にはない
インセンティブとは、簡単にいうと「ごほうび」です。
営業の場合は契約1件につき、インセンティブが発生するというケースがあります。
みたいなものです。
毎月の固定給のほかに成績によって金額がかわるので、頑張れば月の給料が倍増する。
なんてことも実現します。
でも経理には特別報酬のようなものはありません。
※会社によっては資格取得で給料に上乗せする制度もあります。
経理の年収を上げる効率的なステップ
ずっと同じ会社にいても年収は上がりません。でも自分のスキルを磨くことによって市場価値を上げることはできます。
市場価値を高めるためには経験をしていない難しい業務に挑戦していきましょう。
例えば、
- 税金関連(法人税、消費税)
- 収支コントロール
- 子会社管理
- 海外関連業務
このような業務は積極的にやらせてもらいましょう。
その業務をしっかりと身につけて市場価値を高めた後に転職活動をしながら自分の市場価値がいくらなのかを見極めていきます。
まずはステップとして、
- 経理へ部署異動
- 経理の付加価値の高い仕事をする
- 転職活動
- 年収UP転職
経理転職に強いオススメ転職エージェント
転職を考えるなら転職サイトではなく転職エージェント利用しましょう。
理由は次のとおりです。
- 転職サイト:自分で企業を選ぶ
- 転職エージェント:プロのアドバイスを受けながら企業を選ぶ
その中でもオススメする転職エージェントを3つ厳選しました。
求人数No.1:リクルートエージェント
20代転職は:マイナビエージェント
30代以降に:JACリクルートメント
にまずは登録だけでも済ませておきましょう。
無料で相談できますし、転職活動はノーリスクで自分の市場価値をリサーチすることができます。
まとめ:年収をあげたければ転職すること
それでは、まとめていきましょう。
- 全体の平均年収よりも経理の平均年収は100万円高い
- スキルを上げても年収は変わりづらい
- 企業の多くは年齢で年収が決まる
- 経理に部署異動して経験をつむ
- 転職活動をして年収UPを狙う
日本のほとんどの会社では年齢で年収が決まるのが現実です。
だからこそ現実を理解したうえで確実に年収を上げるためのステップを踏む必要があります。
自分の市場価値をじっくり高めていきましょう。
それではっ!